初詣合格祈願医療事務講座

医療事務講座 検査7

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初詣合格祈願医療事務講座 検査7

PSA精密測定の算定について

PSA精密測定は、診察、腫瘍マーカー以外の検査、画像診断等の結果から、前立腺癌の患者であることを強く疑われる者に対して検査を行った場合に、前立腺癌の診断の確定又は転帰の決定までの間に原則として、1回を限度として算定する。
ただし、PSA精密測定の検査結果が4.0ng/mL以上であって前立腺癌の確定診断がつかない場合においては、3月に1回に限り、3回を上限として算定できる。
なお、当該検査を2回以上算定するに当たっては、検査値を診療報酬明細書の摘要欄に記載する。

PSA精密測定を算定するにあったての注意事項

PSA精密測定の算定回数は、初回検査を含めて3回までです。
「算定回数が複数月に1回のみ」とされている検査を実施した場合は、診療報酬明細書の摘要欄に前回の実施日(初回の場合は、初回であること)を記載することとされています。しかし、PSA精密測定については、初回の場合のことを記載する必要はありません。
ただし、前立腺癌の確定診断がつかず、PSA精密測定を2回以上算定する場合は、摘要欄に「未確」と表示し、PSA精密測定検査の実施月日及び検査値をすべて記載する必要があります。
「PSA精密測定を2回以上算定するに当たっては、検査値を診療報酬明細書の摘要欄に記載する。」となっていますが、検査を外注している場合、レセプトの提出に間に合わないことがありますよね。「検査値が判明していないため、やむを得ず記載することができない場合」は、その旨を診療報酬明細書に記載することで差し支えないそうです。

PSA精密測定のレセプト記載例

PSA精密測定を4月10日、7月20日、10月30日の3回実施した場合

4月診療分レセプト
PSA精密測定140×1
7月診療分レセプト
PSA精密測定(未確)
4月10日実施
7月20日実施
140×1
検査値:4.1ng/mL
検査値:4.2ng/mL
10月診療分レセプト
PSA精密測定(未確)
4月10日実施
7月20日実施
10月30日実施
140×1
検査値:4.1ng/mL
検査値:4.2ng/mL
検査値:4.2ng/mL

外来迅速検体検査加算

外来迅速検体検査加算とは
入院中の患者以外の患者(いわいる外来患者)に対して、実施したすべての検体検査の結果について、検査実施日のうちに説明した上で文書により情報を提供し、当該検査の結果に基づく診療が行われた場合に、5項目を限度として、第1節第1款の各区分に掲げる検体検査実施料(別に厚生労働大臣が定める検査を除く)の各項目の所定点数にそれぞれ1点を加算する。
外来迅速検体検査加算が算定できない検査
  • 尿中一般物質定性半定量検査
  • 尿沈渣顕微鏡検査
  • 赤血球沈降速度測定
  • 試験紙法・アンプル法・固定化酸素電極による血中ケトン体・糖・クロール検査
  • 心筋トロポニンT定性
  • 血中ガス分析
  • ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白(H−FABP)
  • 先天性代謝異常症検査
  • インフルエンザウイルス抗原精密測定
※時間外緊急院内加算を算定した日に、外来迅速検体検査加算の算定はできません!



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